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私立女子高校の面接は

田舎から、当時はバスで二時間半くらい乗り継がないと行けない市内の私立女子高校へ、田舎とはいえ跡継ぎ娘だからと、勉強という点もありましたが、行儀作法にお花やお茶といった当時の女性の一般教養的なものを身につけるにはということで、当地では名の知れた、その女学校へ行くことになりました。
別に自慢する意味で書くのではないのですが、成績は地元の中学とはいえ、常に上位だったので、全く心配はなしとの学校の先生のお話もありました。しかし、緊張しているのは両親。なにしろ、躾の厳しさでは近在に名の知れた学校なので、最終面接に向けての準備的なことまでやらされる始末。どちらかといえば、お転婆だった私を、立ち居振る舞いや、歩き方、ドアや襖の開け閉め、それに、田舎言葉が混じらないように、言葉の訛りを正すやら、何かそれが受験勉強みたい。
母が市内出身者で、田舎に嫁いできていたので、そのあたりのことは、あの時代の方ならどなたでもそうでしょうが、一般教養的なことから、女性らしい作法、それに習い事にも習熟していました。私もそういうことは、いずれにせよ必要だと思っていましたので、勉強そっちのけでそちらにかかりきりでしたね。
そして、当日は、母が学校の入口まで送ってきてくれて、さて門をくぐって面接へ。面接会場では、今思うと、生きた化石のようないかめしい感じがする、学校の老幹部の方が5名ほど。
ノックをして入り、勧められて座ってからの質問は、やはり、そうした女性として一般教養とか、家庭環境と言った話がメイン。
まるでこうなると、面接は品定めですが、桜の園にふさわしいかどうかの品定めだったことを記憶しています。
今は昔のような話ですが、時代が変われど、その学校は名門校として現在も健在。しかし、今でもあんないかめしい方々を揃えての面接をやっているのかと、覗いてみたくなりました。

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